13年ぶりの引っ越し。3D撮影、AI、Zoomなど引越し見積もりは手軽に進化していた!

13年ぶりに引っ越しをしました。今回は県をまたいでの中距離引っ越し。
費用をなるべく抑えたく、引っ越しの約1か月前に3社から見積もりを取ることにしました。
久しぶりに引っ越し業者を探してみると、見積もり方法もずいぶん変わっていて、なかなか面白い経験になりました。
Contents
各社見積もり方法、13年前とはずいぶん違った!
今回まず利用したのは、SUUMOの引っ越し一括見積もりサービス。
引っ越し一括見積もりサービスとは、引っ越し先や希望日、荷物の量などを一度入力するだけで、複数の引っ越し業者にまとめて見積もりを依頼できるサービス。各社の料金やサービス内容を比較できるのがメリット。

実は13年前の引っ越しでも、別の一括見積もりサービスを利用したことがあります。その時は、申し込んだ途端に10社ほどから営業電話やメールが届き、対応するだけでひと苦労。
一括見積もりは便利だけれど、その後のやり取りがめちゃくちゃ面倒ー!!そんな印象が残っていました。
ところが、今回はずいぶん違いました。
引っ越し先や希望日、荷物量などを入力すると、その条件に合う数社が表示され、その中から自分で見積もりを依頼する会社を選ぶ仕組み。
今回は6社が表示され、その中から3社を選んで見積もりをお願いしました。

SUUMOでは、電話なし・メールのみでやり取りできることが特徴のようです。(電話を希望することも可。)
実際、選んでいない業者から営業電話がかかってくることもなく、ほっとしました!
選んだ3社ともやり取りは基本的にはメール。C社が一番早く、A社とB社からもすぐに連絡がありました。
必要以上に電話がかかってくることもなく、自分のペースで比較できたのはありがたかったです。
見積もり方法は3社3様
今回見積もりを依頼したのは、業界大手のA社とB社、そして地域密着型のC社。
面白かったのは、3社とも見積もり方法が違ったことです。
大手A社|専用アプリで室内を撮影+電話
A社は、専用アプリを使った見積もりでした。
スマホでぐるっと室内を撮影すると、3D画像が自動でアプリに保存されます。

部屋ごとに順に、荷物の大きさや量を撮影していきます。この3D画像を元に、AIで概算見積もりが出る仕組みです。撮影は10分もあれば終わり、アプリで完結するのが良いところです。
しかし残念ながら私の場合はAI見積もりができず(荷物が多かったため?)、後日A社窓口から確認の電話がありました。
撮影した画像を見ながら、電話で担当者と擦り合わせ。「こちらは本棚ですか?」「新居に運びますか?」と、大きな家具を中心に、荷物の量を確認してもらいました。
事前におおよその金額が案内され、正式見積りは翌日メールで届きました。
窓口の方は親切な雰囲気で、押しの強い営業はありませんでした。見積もり後も「よろしければご検討ください」という感じで、催促の電話などは特になし。
大手ならではのシステム化された見積もり方法が印象的でした。
大手B社|訪問見積もり
B社は従来通りの訪問見積もり。他社のように事前に概算の金額は教えてくれませんでした。
先に訪問日時を決め、担当者に自宅へ来てもらって、実際の荷物を一緒に確認。狭い部屋なのでささっと10分程度で終了。

その場で見積もり金額も出せそうでしたが、まだ他社も比較検討していることを伝えると、「この場でお伝えしても、決められないですよね」とのことで、後日メールで送ってもらうことに。
本音ではその場で契約してほしかったのかもしれませんが、「比較してから決めたい」と伝えると、強く契約を勧められることはありませんでした。翌日には見積もりが届き、その後の営業電話もなし。
スピーディに対応いただいたのですが、自宅に来た担当者の雰囲気は少し押しが強く威圧的に感じました。テキパキと作業を進めてくれそうではあるものの、正直「なんだか怖いな…」と思ってしまい、印象はあまり良くありませんでした。
引っ越し作業は短期間ですがやり取りも結構あるので、業者さんとの相性も大事だなと感じました。
C社|Zoomでオンライン見積もり
地域密着型のC社はZoomを使ったオンライン見積もり。
あらかじめ日時を決めて、当日はスマートフォンで室内を映しながら、担当者と荷物の量や持っていくものを確認していきます。所要時間は20分ほどでした。

スマホのカメラで言われた箇所を写していくだけなので、簡単です。洗濯物など写したくないものがあれば、隠しておけばOKです。
担当者の感じもよく、こちらの質問にも丁寧に答えてくれました。
C社は事前に概算見積もりをもらっていたのですが、Zoom翌日の正式な見積もりも、ほぼ同じ金額でした。
自宅に来てもらう必要がなく、短時間で終わる。顔を見て話せるので、細かなことも聞きやすかった!
今回の3つの方法の中では、私にはこのZoom見積もりスタイルが一番やりやすいなと感じました。
それぞれメリット・デメリットがある
今回は従来の訪問見積もりに加え、専用アプリで室内を撮影する方法や、AIによる査定、Zoomを使ったオンライン見積もりなど、さまざまな方法がありました。

訪問見積もりは、荷物の量やサイズをスピーディーに把握してもらいやすい反面、対面だと断りにくいのが難点。「この金額ならどうですか?」といったやり取りが苦手な私には、少し気が重い方法です。
その点、アプリやオンラインでの見積もりは気軽!一般的な家具や家電が中心なら、訪問なしでも十分だと感じました。
細かな要望がある場合は、直接相談できる訪問見積もりの方が安心かもしれません。どの方法が合うかは、人それぞれです。
一括見積もりサービスも改善された
一括見積もりサービスも、以前よりずいぶん使いやすくなっていました。
13年前は申し込み後に大量の営業電話がありましたが、今回は自分で選んだ業者とメールを中心にやり取りできました。
きっと「これ嫌だな…」という利用者の声が反映されてきたのでしょうね。
サービスによって仕組みは異なるので、電話が苦手な方は、申し込み前に連絡方法を確認しておくとよさそうです。
3社の金額、こんなに違うとは!
3社の見積もりが出揃って驚いたのは、金額の差でした。

最も安かったのは地域密着型のC社。A社はC社の約1.5倍、B社は約2.5倍という結果に。
大手のA社やB社は、緩衝材の無料提供、近所へのご挨拶の徹底など、高い分サービス面が充実している印象でした。金額だけでは単純に比較できません。
最終的に選んだのは…
最終的には、最も安かったC社にお願いすることにしました。
距離のある引っ越しなので、A社の方が大手で安心かしら…同じマンションの引っ越しでもよく見かけるし…という気持ちもあり、少し迷いました。
ただ、今回が10回目の引っ越し。13年ぶりとはいえ、それなりに慣れています。
夫婦2人で大きな荷物も少なく、手厚いサービスは実はそれほど必要ありませんでした。建物をきちんと養生し、荷物を破損なく運び、近隣にも配慮してもらえれば十分。今回はサービスを充実させるより費用を抑えたいと考えました。
C社は初めて聞く会社だったものの、口コミの評判もよく、何より担当者の印象がよかったこと。オンラインでのやり取りもスムーズで、安心して任せられそうでした。
価格だけでなく、サービス内容や担当者との相性も含めて、C社に決めました。
実際に引っ越してみて
結果的には、C社にお願いして問題ありませんでした。
搬出は3名、搬入は2名、2日に分けてのお引っ越し。荷物の破損や新居への傷もなく、丁寧に運んでもらえました。

スタッフの方々も感じがよく、細かなことを確認しながら進めてくれたので安心感がありました。
聞けば、大手の引っ越し会社で働いていた方も多いそう。会社の規模だけで作業の質は判断できないものですね。
ちなみに、見積もり時に案内された作業人数はA社が3名、B社が2名。会社によって違うので、当日の所要時間が気になる方は確認しておくと良さそうです。
進化する引っ越しサービスに期待!
引っ越し料金は業者によって2倍以上の金額差が出ることもよくあります。できれば複数社を比較して決めるのがおすすめ。
でも引っ越し前はやることが多く、何社も見積もりを依頼するのは正直面倒。さらに繁忙期は希望の日程が埋まってしまうこともあり、できれば手早く、サクッと決めたいですよね。
昨今、見積もりは訪問以外にも便利な方法があるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
実際に荷物を運ぶのは人ですが、引越しに関連するサービスが、より便利に簡単になれば良いなと期待しています。
- 価格は、時期によってレート、セール、値段の見直しによって変動する可能性があるので、ショップにてご確認ください。










